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お知らせ

当院での診療が困難なケースにつきまして

当院での診療が困難なケースにつきまして、下記にまとめました。初診をご予約される前にご一読くださいませ。

 

精神症状の程度がやや強い方、あるいは入院治療や多くのマンパワーを必要とする可能性のある方

以下のような方は、多くのマンパワー (医療スタッフ) や入院治療を必要とすることが多いため、初診の時点で大きな規模の病院の受診をご検討ください。

 

  • 死にたい気持ちや焦燥感 (気持ちのあせり・落ち着かなさ) が強い方
  • 上記などのため、自傷行為・過量服薬などの危険な行動が目立つ方
  • 幻覚や妄想が強く、会話の内容の理解が困難であり、行動が破綻していたり治療の必要性の理解ができない方。
  • 上記等の精神状態のため、救急病院の受診を繰り返している方 (緊急的な対応が必要な方)。
  • アルコールや薬物など、嗜癖・依存の問題が大きい方。
  • 食事がほとんど取れず栄養状態不良の程度が強い方、あるいは過食などの食行動異常の程度が強い方。
  • ご本人が診察や治療を拒否している方 等

 

初診のご相談の時点で (あるいは定期通院中でも)、当クリニックレベルにて対応困難と判断した場合は、診察が困難であることをお伝えすることがございます。

当院は医師1名体制であり、看護師やケースワーカーは在籍しておりません。受付職員も時々1名のみの日があります。

 

また、初診のご相談の時点で症状や治療歴について明らかな虚偽の申告をなされ、予約を入れる方が散見されます。その場合も今後、治療において必要な信頼関係を構築していくことができないため、診察困難とお伝えしております。

病床のある病院に通院中の方は、転院希望の場合も同じく病床のある病院への転院をお勧めいたします。

新型コロナウイルス感染症対策もあり、不調時に入院治療を引き受けていただける病院がかなり限られており、緊急入院を希望されてもご紹介が難しい場合がございます。

 

継続的に長時間 (15分以上) の診察をご希望の方

1日内に診察可能な人数の問題から、再診の患者さんにつきましては、15分以上など長時間の診察を行うことができません。

長時間の診察を希望される場合、保険診療の性質から、一般の精神科のクリニックや病院では医師の診察と並行し心理士によるカウンセリングが行われるのが一般的ですが、当院では心理カウンセリングを行っていないためそのような対応ができません。

患者さんと別にお話をされたいご家族の方もいらっしゃるかもしれませんが、患者さんおひとりにつき、患者さん・ご家族併せまして10分程度以内の診察時間にてお願いしております

初診の患者さんにつきましては、30分程の診察時間としております(ご家族より別にお話を希望される場合、以降お待ちの患者さんの診察に影響しない程度のお時間でお願いいたします)。

 

心理士によるカウンセリング、認知行動療法 (CBT) をご希望の方

当院では施行しておりません。他院への心理カウンセリング目的の紹介も困難です。

 

高校生以下の方

高校生以下の方は、保護者の方や学校の先生、スクールカウンセラー・臨床心理士 など多職種間での連携が必要なことが多く、当院ではその十分な診療体制が整わないため、現在初診予約を行っておりません。初診は19歳以上の方を対象としております。

 

脳器質的疾患の影響による精神症状の可能性の高い方

65歳以上の方は、当院初診前の3か月以内に頭部画像検査 (頭部CTあるいは頭部MRI) を施行していただいてから受診いただくようお願いしておりますが、認知症も脳器質的疾患のひとつとなります。特にご高齢の方の場合は薬の副作用が強く出るなど、薬物調整が難しいことが多いため、初診時点より身体的にも管理可能な病院等での診察・治療をお勧めしております。

 

継続的な頭部の検査 (脳波検査・頭部CTあるいはMRI等)・心理検査が必要な方

例えばてんかんの発作があり、細かな薬物調整が必要な方の場合、定期的に脳波検査を行いながらの薬剤調整ができませんので、当院での対応ができません。

発達障害の精査を含め、知能検査・性格検査 などの心理検査も施行できません検査目的での他院へのご紹介も難しくなってきておりますので、心理検査をご希望の方は初診時より検査可能な病院の受診をご検討ください

 

法的係争のための診断書作成を希望される方

法的証明のためには客観的証拠となりうる詳細な検査が必要ですが、当院では心理検査が施行不能のため対応できません。

 

医師の判断や提案を受け入れられず、自身の考えに固執されたり、治療方針を無理強いしようとされたりする方

医療を受けるということは、患者さんが困っていることを自力では解決することが難しいため、専門家の力を借りて解決に向けて近づいていくということが本来の目的です。したがいまして、自分で判断できないことを専門家である医師が判断し提案を行い、それを患者さんが受け入れ、実践することで治療が成立します(これを治療契約といいます)。そのような医師による判断や提案が受け入れられず、自身の考えに固執されたり、治療方針を無理強いされたりする場合、そもそも治療契約が成立しません。そのような場合、当院では治療ができません。

ご本人自身に全く治療意欲がない場合も同様です

 

ご家族のみが主導的に診察を希望される場合

患者さんご本人が、不調などの理由でお話が難しい・言葉が出づらい場合でも、ご家族の方のみの診察は原則行っておりません。ご事情がある場合に限り、診察時にご親族の方1名までの同席は許可しております(希望時はお申し付けください)。ただこちらから拝見しておりますと、そのような場合にご本人自身からお話をされることは少なく、ご家族からの状況説明で診察時間を過ぎてしまう場合が多いようです。そのため原則、診察室への入室はご本人のみとさせていただいております。別記のとおり、ウイルス感染症拡大のリスクを抑える意味もございます。

複数のご家族にて相談をご希望の場合は、複数のスタッフによる対応が可能な大きな規模の病院をご検討下さい。

 

以上、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。